2013年5月5日日曜日

ある紳士との出会い


親戚のおじさんに頼まれて、画廊の店番をしていると、立派な身なりをした紳士が入ってきた。

そしてその紳士が僕に向かって「いらっしゃいませ」と言った。

僕は突然のことにちょっと面食らっていると、紳士が「あなたは太いですな」と言った。

僕が「そんなことないです。失礼な」と答えると、

紳士が「いえいえ、そんな体では日々、動き回るのも困っているはずです。どうでしょう。私に任せなさい」と言った。

すると僕は海の中に飛び込んだ。

僕は太ってたおかげで沈むことなくプカプカと太平洋に浮かび、潮に流されて沖に出た。

遠くの方で紳士が「いらっしゃいませ」とお客様に笑顔で接客しているのが見えてほっとした。

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