2013年2月10日日曜日

ドラえもんのタイムマシン

ドラえもんが僕の机の引き出しから突然出てきてこう言った。
 
「このタイムマシンを貸してあげるよ。過去に行って君が歴史を変えてくればいいんだ」
 
僕が驚いているとドラえもんが勝手に5年前に設定して僕は突然ぽんと2008年の東京に落とされた。
 
僕が困っていると「何をしてるんだ。君は地震が来るのを知ってるんだろ。今からいろんなことをみんなに呼びかけなきゃ」とドラえもんが言った。
 
僕はドラえもんにこう言った。
 
「ねえドラえもん。他の道具を貸してくれないかな。僕ひとりじゃ、どうにも出来ないよ」
 
するとドラえもんが「そうか。ダメだなあ。じゃあ次はもっと昔に行こう」と言ってまた勝手に100年前に設定して僕は1913年の東京にぽとんと落とされた。
 
僕が途方にくれているとまたドラえもんが「ほら。君が日本を止めないと」と言った。
 
僕は「僕だけの力では無理だよ」と言った。
 
するとドラえもんは2013年に僕をぽとんと落としてこう言った。
 
「じゃあ君は2013年に何をするんだい?」
 
僕はため息をついた。

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