ドラえもんが僕の机の引き出しから突然出てきてこう言った。
「このタイムマシンを貸してあげるよ。過去に行って君が歴史を変えてくればいいんだ」
僕が驚いているとドラえもんが勝手に5年前に設定して僕は突然ぽんと2008年の東京に落とされた。
僕が困っていると「何をしてるんだ。君は地震が来るのを知ってるんだろ。今からいろんなことをみんなに呼びかけなきゃ」とドラえもんが言った。
僕はドラえもんにこう言った。
「ねえドラえもん。他の道具を貸してくれないかな。僕ひとりじゃ、どうにも出来ないよ」
するとドラえもんが「そうか。ダメだなあ。じゃあ次はもっと昔に行こう」と言ってまた勝手に100年前に設定して僕は1913年の東京にぽとんと落とされた。
僕が途方にくれているとまたドラえもんが「ほら。君が日本を止めないと」と言った。
僕は「僕だけの力では無理だよ」と言った。
するとドラえもんは2013年に僕をぽとんと落としてこう言った。
「じゃあ君は2013年に何をするんだい?」
僕はため息をついた。