「ねえ、私のこと本当に好き?
じゃあ今から悲しい話をするけど良い?
ちょっと覚悟してね。
私ね、小さい頃からお兄ちゃんにずっと性的なイタズラをされてたの。
それでね、中学の時にさすがにこれはまずいと思ったからお父さんとお母さんに相談したの。
そしたらね、お父さんも私にセックスを強要し始めたの。
でね、その頃学校に好きな男の子がいたの。
私、初めての恋でその男の子にベタ惚れだったの。
で、その男の子が私の体を求めてきたから許したのね。
そしたら中学2年生なのに処女じゃなかったから、彼すごく怒って、みんなに私のことを『やりまん』だって言いふらしたの。
それからは私と付き合いたい男の子はみんな私の体が目的で。
でも、お兄ちゃんやお父さんとやるくらいならってその男の子達にも許しちゃって。
友達も先生もみんな私が悪いんだって言うの。
ねえ、あなたも私とセックスがしたいんでしょ。
例えばね、今まで言った話、全部ウソでしたって言うじゃない。
でもね、それがウソでもホントでもあなたの目の前の私は同じだと思わない?
同じでしょ?
でも違うんだよね。
誰とでもセックスしてきた女は汚れてるんだよね。
でもね、みんなが私とセックスしたいって言うの。
あなたもしたいんだよね。
悲しい話、終わり。
ねえ、私のこと本当に好き?」
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